物件探しのコツ①「自分にとってのベスト」を知る方法

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◉物件選びのコツ(見学編①)
おはようございます!店長の平野です。今日は住宅購入が「初めて」という方に、買った後に後悔しない、購入時にも不安なく決断できるような「物件選別や見学の工夫(コツ)」について書きます。

先週末も「はじめての不動産購入」のお客様に、このコツをアドバイスしましたところ、お客様からも「なるほど、確かにそうですね!」と仰って頂き、少し参考になったご様子でしたので、HPでもご紹介することにしました。

特別なノウハウでもなく、さほど専門的なハナシではありませんが、「はじめての物件購入、マイホーム探し」をしている方には、ちょっと取り入れて貰うと役に立つかも知れません。


◉最初に条件を決めて「似たような物件」だけを見学してしまっている方が多い。
昨今、ほとんどの方が「インターネットで物件を検索し、気になった物件を見に行く。」という探し方をしています。「それが当たり前じゃないの?それ以外に何か方法があるの?」と思うかも知れませんが、この「当たり前」の方法は、

 

「なかなかピンとこない。これだ!と感じる物件に出会えない・・」
「どれも似たり寄ったりで決め手に欠ける・・」
「安心して、これだ!と決断できない。不安が残る・・」
 結果、何件も見ているウチに「よくわからなくなってきた・・」

というパターンに陥りやすい「探し方」でもあるのです。上記のような状況になってしまっている方は、実は少なくありません。

その理由は「条件が同じような物件(似た物件)ばかりを何件も見てしまっているから」に外なりません。

不動産選びの要素は
①場所・立地 ②面積 ③築年数 ④グレード・品質 ⑤価格 の5項目から構成されていますが、この5つの要素について、なんとなくの先入観やイメージで「検索条件」を決めて、それに該当したものだけを見学していると必然的に見学する物件は「似たようなモノ」ばかりになり、そこには大きな差はないので、自分にとってどういう物件がベストかという検証(確認作業)が出来ない状況に陥ってしまうわけです。


◉少し幅を広げて「見学してみる」のが大事です。
はじめて不動産(マイホーム)を購入する場合は、①場所 ②面積 ③築年数 ④グレード・品質 ⑤価格について、ご自身が「こうかな」と思う条件を中心に少しづつ幅を広げて、何件か見学する「作業」を行うことがとても有効です。当社では昔ながらのアナログなスタイルにこだわって、このような見学ツアーもお付き合いしています。

例えば、
①場所は「神楽坂・飯田橋・春日」「早稲田もアリかな」
②面積は「60㎡ぐらいで探している」
③築年数は「20年以内が理想」
④グレード・品質は「管理が良くて素敵なマンションが良い」
⑤予算は6500万円までと決めています。
というご希望の方なら、

①エリアは「神楽坂」「飯田橋」「春日」「早稲田」と「牛込柳町」ぐらいまで広げてみて
②面積は「55㎡」「60㎡」「65㎡」「70㎡」ぐらいのラインナップ
③築年数は「10年」「15年」「20年」「35年」「45年」の5パターン
④グレードは「総戸数の少ないマンション」「戸数の多いマンション」「ハイグレード物件」「ミドルグレード物件」
⑤価格は「5000万円」「5300万円」「5700万円」「6000万円」
というラインナップの物件を、1日で見て回れるよう5~6物件をピックアップしてご案内しています。

この見学(手間)にどういう効果・メリットがあるのかというと、

エリアは実際に行ってみないと「どこに一番住みたい」と感じるか分かりません。実際に行ってみて自分にとっての「優先順位」を付けることが大事ですが、その優先順位を付けることができます。

面積も、何となく60㎡位かなと思っていても、上記のように幅広く見学すると「あれ55㎡ぐらいで充分かも」という方もいますし、「いや~よくよく考えたら70㎡ないと厳しいかも」と感じる(発見する)方もいます。勿論「やっぱりウチは60㎡ぐらいで正解だな!」となれば、それも「確信」に変わるので、より安心して物件を決められることに繋がっていきます。都心は中古マンションでも1㎡で80万円~150万円ぐらいはしますから、この「必要十分な広さ」を確認する作業は結構大事です。

築年数についても、建物の状態は年数だけでなく「管理状態」や「周辺環境」によっても大きく差が出ますので「築15年でももっと古く見える物件」もあれば、「築35年でも高級感がある物件」もあります。特にこれまで賃貸住宅に住んでいた方は、分譲マンションの経年劣化に対して、実際よりも少しネガティブなイメージを持っている方も多いので、築10年までと考えていた方が築18年のマンションを見て「18年ってこんなに綺麗なんですね!」と感じたケースもありますし、築20年以内と決めていた方が築37年の物件を見て「これはこれで雰囲気があって良いですね。お金持ちっぽいマンションですね」と仰ることも結構あります。勿論、逆もあります。「えっ築20年だと、こんななんですね。住みたいと感じない」というケースもあるわけです。

予算についても(詳しい解説は省きますが)昨今は「ご本人にとって適正な予算」よりも2割程度低く見ている方が多いです。堅実志向ではあるのですが、不動産の場合「安物買いの銭失い」になってしまうケースもあります。本来は「ご年齢・ご年収・世帯構成」などからなるべく適正な予算で探すほうが良いのですが、最近は何事も「安いことは良いこと」という風潮もあるのと「過去最低水準の低金利」など複数の理由で、ご自身の予算を少し抑えすぎてしまっている人もいらっしゃいます。
郊外や地方ではなく、都心においては不動産は「マイホーム(住まい)」であると同時に「資産」でもあるので安く抑えることだけが正解ではなく、ムリのない範囲で「良い物件(良い資産)」を持つ方が、より堅実という側面もあります。(※良い物件ほど値下がりしにくい。)
当社では、この「予算」をいったん整理して見直すというコンサルティング業務も提供しています。


◉「急がば回れ」が安心につながることも。
当社の不動産仲介業務の特徴は、お客様の安心感と満足度が高いことです。「不安や迷いを解消した上で物件を購入なさって頂いている。」という言い方もできます。

これは当社が、上記のような「準備」や「確認作業」「少し幅広く比較してみる」というプロセスを、一からお付き合いする会社だからに外なりません。決してお客様の希望条件を否定するなどということではなく『その条件が実際に正解か、ご自身にとって、もっと最良の選択肢はないかを、見てみる事で確認してみましょう。』というスタンスで、敢えて無駄だと感じる物件も「見て」頂いています。

そうすれば「エリア」も「広さ」も「築年数」も、ご自身にとって本当に「良い」と思える条件の確認ができ、条件の良い物件が適正な価格(相場価格)で売り出された時に、不安なく迷いなく「ここにします!」と、お決め頂けるわけです。

昨今は、インターネットで情報が何でも手に入りますが、不動産探しの場合には、面倒くさい・非効率的だと思わずに「とにかく沢山見る。ちょっと条件の違うものも見てみる」ということがとても重要です。「良い物件に早く出会う事」に固執せず、いったん「急がば回れ」というスタンスであれこれと見てみる作業が「安心」に繋がる場合もあります。

何件か見学したが決め手に欠ける。
どういう物件がベストか決めきれずに居る。
セールスされる心配をせずに気軽に数多く見学してみたい。

とお悩みの方は、ぜひお気軽に当社まで「少し幅を広げて色々と比較見学してみたい」とオファーなさって下さい。きっと「理想のマイホーム購入」に一歩近づいて頂けると思います!

はじめての方もご安心ください。経験豊富なスタッフが、
物件探しのノウハウや資金計画まで丁寧にアドバイスさせて頂きます!

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